ボアード商品、取り扱いが始まりました
10月の頭
ご来店のお客様から聞かれました
ほ「ボアードの撥水剤、取り扱わないんですか」
わ「最近、見るね、良さそうだよね」
次に来たお客様にも聞かれました
お「ボアードの撥水剤使ってみたいよね」
わ「まじか、二人連続」
お「チャリのオイルは使っているよ、メンテもしてもらっているし」
わ「へー」
3人目
た「最近、ボアード、釣具屋でもやっているみたいだね、オイルいいよ、メンテの技術もいい」
わ「これは来た」
タイミングというものはとても大事で、このまま聞き流してしまっては、流れを逃してしまいます
ちょっと待てよ
ボアードってどこかで聞いたことあるな
チャリ…
!!!
思い出した
早速電話します
…、留守電
まぁ、連絡来るでしょと、ちょっと待っていると
ま「どうした?」
わ「ちょっと聞きたいんだけど、チャリで使っているお店さんってボアードだっけ?」
ま「そう、オイルか?」
わ「イエス、取り次いでもらえる?」
ま「いいよ、連絡しておく、多分、お前あうよ、いい意味で変態だから、お前のルアーと一緒、細かい、そして、しつこい」
わ「取次の方、よろしくお願いします」
ということで、連絡待ちです
「ま」とは
この方です
今回はお世話になりました
ありがとう
実際に
ウェブをチェックすると…、こりゃ私以上です
近所だし、本人に直接聞いた方が早いと思っていたところ、来店、実演してくれるとのこと
ありがたいです
色々聞きましたが…、やはり全ては憶えられませんでした
ボアードの内藤さんも釣りをやられる方なので、どのような要望があるのかは理解されています
そうなると話が早いです
相談の上、ノーバイトで取り扱うラインナップを決めました
必要であれば、増やしていきますが、今回、取り扱いを始めるもので、まず十分ではないかと思います
まずはリールメンテで使うオイル、グリスについて
ボアードではメソッドディビジョンというカテゴリーになります
スペック云々は大事なのですが、私が細かい内容まで憶えて、店で説明したところで、お客様にその知識がなければ、ちんぷんかんぷんな話で終わってしまいます
そして、聞いている方も面倒臭いと感じるでしょう
興味がある方は、暗唱で説明すできるくらい覚えればいいわけで、私たち、釣り人が欲しい情報はそこではないかと思います
沢山あるアイテムの中から、「リールメンテにおいて、何が最も効果的なのか」ということではないでしょうか
釣具大手メーカーが出しているオイル、グリスは多くて2、3種類
そう考えると、リールメンテにおいて、沢山買って使い分けたところで、本当に効果が上がっているのかを検証できる人は…、いるでしょうか
であるならば、しっかりと理解し、絞ったアイテムを提案する方がシンプルで分かりやすいと思います
ベアリングに使う高回転系のオイル、ギアが噛み合う部分に使うグリス
この2種類を押さえておけば、トップウォーターで使うリールにおいてはほぼカバーできると思います
クラーケン
ベアリング向きのオイルです
回転性能を最も引き出すオイルです
高性能が故に効果が落ちるのも最も早く、頻繁に注油するタイプの釣り人に向いています
国産の低回転がスムーズなリールにはクラーケンが向いています
ゴリアテ
こちらもクラーケン同様、ベアリング向けのオイルです
硬度をあげているので、クラーケンほど回転アップにはつながりませんが、普通に考えれば十分です
そして何より、注油する頻度が少なくて済むのが気に入りました
私のリールを知っている方であればわかると思いますが、本当にひどいです
やればできるのですが、その時間があるのなら、ルアーをいじってしまう癖があります
お客様の中に、何人かオーバーホールが得意な方がいらっしゃるので、その方が暇なときにやってもらえれば十分です
その頻度は年に3、4回
そのくらいの頻度でメンテするという方はゴリアテがいいでしょう
この2種類のオイル、私には絞りきれませんでした
メンテの頻度に合わせて選んでください
アンバサダーはどとらでもいいと思います
シックヘビー
これは液状のグリスです
固形ではないので、ギアの噛み合わせに細かく塗り込んでいくのにとても便利です
私はやりませんよ
やってくれているのを見ているだけです
普通のやり方としては、ギアを洗浄した後、組み合わせて、そこにこのシックヘビーを垂らし、ギアを回せば、お互いに馴染み、ちょっとやっていれば全体にまわるといった感じでしょう
細かくやりたい方は、爪楊枝や綿棒で丁寧に塗ってください
非ニュートン系弾性添加剤が入っていることで、ギアの回転による液状グリスが飛び散ることが抑えられます
沢山ある中で、ノーバイトが選んだのはこの3種類です
まずはこの中から、自分に向いているものを選んでいただければ十分だと思います
そして、もう一つのカテゴリーがヴァイタルディビジョン
オイルやグリスを作り込む過程で、アウトドアで必要とされるアイテムも一緒に開発していこうとなったようです
VB
これじゃわかりませんね
ウィルスバスターです
除菌、殺菌効果があります
釣りで使うならキャップ、ウェア、ブーツ、防水バックの中、バッカンなどでしょうか
嫌な臭いがすると思ったらかけてください
メジャー、ラバーネットなどにも向いているかもしれません
魚のヌルが乾くと生臭いです
使い方は色々
こういう使い方もいいのでは?という内容があれば教えて下さい
やってみて効果があると感じれば、紹介させていただきます
私が思いついた使い方の一つはこれ
オールドのヘドンをVBで濡らしたティッシュで拭いてみました
完璧になくなるわけではありませんが、臭いはかなり消えました
どれくらい位維持するかは、これからの検証によりますが、これも一つのアイディアと言えると思います
ヘドン臭がないとヘドンではない
そう思っている方はやらないでください
そして、最後に誰もが気になる撥水スプレーのWRです
ウォーターレジストの略です
普通サイズ
要望が多くプロサイズもリリースされました
今までも、撥水効果があると言われているスプレー、洗剤を試してきましたが、どれも新品並みに戻るかと言われると…、疑問符がついてしまいます
勿論、使い方の問題もあるので一概には言えないわけですが、WRはちょっといいかもと本当に思いました
ティッシュにWRをスプレー
ヒートガンで完全に乾燥させて、紙コップに張り、水を貯めました
スタートは内藤さんが来た10月15日です
今日で8日目
まだ撥水しています
しみていません
あまり褒めてしまうと、深夜の通販番組みたいで気持ち悪いので、これ以上は書きませんが、この結果はかなり期待できます
通常は湿らせた後、自然乾燥で完全に乾けば同じことだそうです
早く結果が見たかったので、ヒートガンを使いました
そして、レインやライフジャケットにも試してみました
しみているところと撥水しているところの差がはっきり分かれました
これは自然乾燥
もう一つ試してみたかったのがボートクッション
ナチュラルディストーションのクッションをずっと使っていますが、雨の時の染み込みだけはどうしようもありません
座り心地がいいので、雨用に違うクッションを準備する気になれません
早速テスト
スプレーしました
乾燥後
少し色が濃くなっています
元々が汚れていたのか、それとも色が変わってしまうのかは判断しかねます
メーカーからOKがでていないものに対して使う場合は、自己判断でお願いします
目立たないところで試してからのほうがいいでしょう
私は全然気になりません
水をかけてみると
撥水しています
タグの周りは乾燥が足りなかったのかな
本番で使う場合は、中のスポンジを抜いて、カバーだけでやってみます
縫い目からはしみこむでしょうが、この状態をみると、カバー本体の給水は少ないと思います
スポンジは、薄手のビニール袋でカバーしておけば、防水対策は十分だと思います
と、紹介までに思いつくことを試して、検証してみました
あまりに撥水してしまうので、通気性のあるレインウェアなどは、中から湿気が出なくなってしまうのではないかという声もありました
勿論、メーカーは試しているわけで、メーカー判断ではほぼその効果は変わらないとのこと
疑っているわけではありませんが、全部が全部信じれるものか、ガン段階で判断しかねるというのが正しい表現です
撥水効果が高いのは実験から明らかです
これから、実際の通気性はどうか、耐久性はどうか、自分の目で確かめていけばいいと思います
数ヶ月の検証の結果、メーカースペックに近いと判断すれば、そのように書きますし、違うと思えば、そのように書きます
この製品が出来上がるまでの過程を聞いていると、まず、大丈夫であろう、問題ないであろうと感じました
随分と長く書いてしまいました
そのくらい濃い内容だということです
すでに引き合いが多いです
実際にどれくらいのペースで売れていくのかわかりませんので、最低限の在庫数です
売れ行きを見ながら、いつでも買える状態の在庫数を見出していければと思います
先にも書きましたが、、細かいスペックは、ウェブショップの商品紹介に掲載しています
必要であればご確認ください
ウェブショップは
こちら
税込価格1600円より 通販対応
ノーバイトにメールする
info@nobite.net