オータムマウンテンの新作ですロバート
ウッド製 70mm 20g±
シャッドフラットサイド+ブレードで、低水温時期対応プラグと言えます
簡単に、このタイプについてまとめてみたいと思います
フラットサイド+ブレードが、何故、低水温時期対応なのか
多くの釣り人の実釣と研究によって導かれた一般的な解釈として広まりつつある内容です
実績が物語っている
確かにそうです
では、何故実績が出るのか
そこが知りたい所です
低水温時期になると、魚は変温動物なので動きが鈍くなります
基本的に殆ど動きません
体力があるコンディションの良い個体が、時間帯を絞って、シャローーレンジに絡むエリアに動くことがあります
狙っているのはその魚です
動きはスローなので、移動の早いプラグには反応しても追いつけない場合が多いです
テーブルターンを主とした細かい刻みのアクションなら、追いつかせて、バイトまで持ち込める可能性が上がります
ラウンドボディとフラットサイドボディを比べた場合、フラットサイドの方が平面で水多く動かしますので、存在をアピールし易いです
そして移動距離が短いです
細かく点で誘うのには向いていますが、逆に、早い展開が有効なときは、遅過ぎて不利になることもあります
そんな時はラウンドボディの方が向いていると思います
スピードが早い方が反応する、横方向のアクションの切り替えに反応がある、手返しが良い方が良い時に有効だと思います
故に、この時期はフラットサイドに歩があります
「潜れるかどうか」はどうでしょう
より手前に来ないことを意識するのであれば、何か抵抗になるものがあった方が良いです
リップ、カップ、プロップ、ブレード
種類ごとに特徴があります
時期的にショートバイトが多いことを考慮すると、アクション時に少し突っ込むタイプの方が良いと思います
何故か
1
アクション時に、水中に入ろうとする動きが加わることで、水面と水面直下がバイトレンジになります
鈍い魚にはバイトレンジが広い方が良いでしょう
2
アクションの質として、移動、横方向の回転、縦方向への上下運動が考えられます
やさしく誘う、強く誘うと意識してロッド操作を行いますが、実際には、釣り人の癖が出ますので、そんなに変えられるものではありません
本来は使うプラグごとに考慮すべきでしょうが、なかなか出来ない野が現実です
釣り人主体であるのならば、求める動きを考慮して、使うプラグを選べ良いです
少し潜ろうとする動きが加わることで、力が分散し、より移動が少なくなります
狭い範囲で、細かく誘えます
3
フッキングした時に、水中に潜ろうとする為、潜ろうとしないタイプより魚について行くと考えます
以上の理由と流通量を考慮すると、ダータータイプではライフベイトのヒップフラップ、シャッドタイプではガウラクラフトの750シャイナー、オーバーザムーンのMクランクが代表格と言えると思います
千葉に住む秋山くんがこのタイプを使っていない訳がありません
同タイプで行くのであれば、何か特徴欲しいです
秋山くんに製作意図を聞いてみました
房総で釣りをするにあたって、バスのベイトは何か?と考えた時に、ギルを連想しました
大きいギルは食べにくそうなので、シェードやブッシュに群らがる小型のギルのサイズに合わせました
基盤のオリジナルリップは、ボディより出過ぎるとウォブルが強くなってしまうので、ボディの幅に近い設計になっています
ボディの幅に近づけることによりロールメインのアクションになり、表層を引けるバイブレーションのような泳ぎになりました
春先&低活性時には、ハイプレッシャーとなるような強い水押しはいらないと思います
弱く細かいタイトロールだけでは、アピールが足りないのでは?と考え、ウィローリーフブレードとスイベルを組み合わせ、変則的に装着しました
水の抵抗を受けて、大きめなウイローリーフブレードが180度回転してくれるようにしてあります
プラネットリグと名付けました
ショートバイトと炸裂系リアクションバイトに対応する為に、出来るだけボディを沈めています
フッキング率を上げるために、ブレードをフックポイントに近づけ、バランスをとりました
考え方は人それぞれです
面白いです
良いサイズも釣れています
参考にして下さい
税込み4410円 予約対応 通販対応
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